着床障害・特殊療法

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Implantation disorder

着床障害

何度か胚移植を実施しても妊娠反応がない方、流産経験のある方、不育症の方などに対して、以下の治療法を導入しています。

胚培養におけるヒアルロン酸添加

ヒアルロン酸の結合作用により、受精卵の着床を促します。当院では胚移植をされる方全例に実施しています。

ビタミンDの検査・補充

ビタミンDは不足すると妊娠しづらくなると言われています。また、女性では骨粗しょう症等にも影響するため、当院ではビタミンDの検査を行い、補充の治療を行っています。

ピシバニール等免疫療法

マクロファージを介した炎症反応を誘発することによる免疫反応により、着床障害・着床の初期維持の改善を行います。なかでも、不育症の方の治療として有効であり、当院でも非常に多くの患者様がこの薬剤を投与し、卒業されています。

子宮内膜炎治療

子宮内膜に慢性的な炎症が存在することにより、着床を阻害することが報告されています。その改善のための薬剤を投与します。なお、事前に炎症に関する検査を実施することも可能ですが、極めて高額です。その反面、治療は副作用も少なく、費用も比較的安価な薬剤の投与となります。当院では、検査による利益を目的とすることなく、患者様の時間・費用の節約のため検査なしで、最初から治療のための薬剤を投与します。

腸内フローラ活性化療法

腸内フローラの改善が着床の改善に有意にはたらくとされています。高額な検査を実施する医療機関もありますが、当院は検査というステップ行わず、最初から治療のための薬剤を投与します。そのほうが安価で副作用もなく実施可能です。

顆粒球コロニー刺激因子投与

顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)とは、白血球の増加を促す物質です。受精卵の着床と維持には、細胞性免疫が大きく関与しており、これを投与することで着床率・妊娠12週までの着床維持率が約20%改善するとされています。なかでも、流産経験のある方では、40%以上改善するという研究結果もあります。当院でも、胚移植の方、人工授精の方を対象に実施しています。人工授精の方にも実施するのは、令和2年4月1日現在、日本で当院のみです。

子宮内膜着床能(ERA)検査

ERA検査は、着床しやすい胚移植の時期(受容期、着床の窓)を遺伝子レベルで調べる検査です。複数回移植しても着床に至っていない方を対象としています。本検査を行う周期では、実際の移植周期と同様にお薬は飲んでいただき検査をするのみで、移植は行いません。

Special therapy

特殊療法

当院では、悪性腫瘍や早発閉経等の精子・卵子凍結を行っており、県内医療機関からのご依頼により、悪性腫瘍の患者様の生殖細胞を数多く凍結しております。ご希望の方や、医療機関の方で患者様にご提案をお考えの方は、お気軽にお問合せください。また、未婚女性の卵子凍結も実施しております。その他、着床前診断(PGT-A)、出生前診断(NIPT)等についてはご相談ください。

当院はさまざまな取り組みを実施するとともに、常に最新の知見を導入し、これまで同様あるいはそれ以上の妊娠率を目指してまいります。 上記の治療等に関して、実施のためにはご予約等が必要なものもありますので、関心のある方は、スタッフまでお問い合わせください。 なお、これらの治療について、他院との併診・自己都合の中途転院等はお断りします。当院との信頼関係に基づき、当院で卒業まで不妊治療・不育治療を完結する前提の方のみを対象とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

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